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超国家的な組織とは何か?

あなたは子供の頃に星空を見て、特別な気持ちになったことがありますか?

前回は
アインシュタインや湯川秀樹の話がでましたが、物理学では宇宙の謎に少しでも迫ろうとしています。

そんな研究者の目から見れば、小さな地球上で国境線の引き方で殺し合いが止まないことも大きな謎なのでしょう。

確かに地球上に国境はありません。

宇宙から見た地球は美しい青い惑星で、海と陸、山と川は見えるが、国境線は見えません。

皆さんが飛行機に乗ってハワイに行くとすると、パスポートを持ってまず日本を出国します。出国しても空港の中ですから日本の土地に間違いないのですが、一応出国したことになっていますので、免税品が買えます。

ここからはパスポートがなければどこへも行けません。

要するに国境線というのは人間の決め事であって、実際に何かの線が引いてある訳ではないのです。


広大な宇宙で地球以外の星に生命がいることはまだ確認されていません。ということは何千億という星の所有権は誰も主張していない。
地球ができて何百億年か経っているそうですが、人間社会ができてようやく数千年。

そもそも大地は、海は人間のものでしょうか。もとよりないところに国境線を引いて、そのでっぱり引っ込みで殺し合いを続けることを、本当に止めることができないのでしょうか?

超国家的、つまり国境を超えるやり方を考えなければなりません。
超国家的な組織、つまり国境を超える人間社会をつくらねばなりません。

アインシュタインが
「平和と安全に至る道は超国家的な組織をつくることしかない」といっているのは、そういう意味なのです。


「そーか。やっぱり世界を救うのはサンダーバードだ!」

「違うって、それは古すぎだ」

「そーか。現代社会はスパイダーマンが救うのだ!」

「新しければ良いって物じゃないだろ」

「じゃあ、マン・イン・ブラックの地球防衛隊だ!」

「もー、こいつをつまみ出せ」

サンダーバードというと、秘密基地があって、ヒーロー達が世界を救う為に活躍しているイメージですが、超国家的な組織は少し違います。

まず秘密基地はありません。
そしてヒーローもいない。それでもやっていることはサンダーバード。

以上です。
次回はそんな超国家組織の具体的な話をします。